スルフォラファンはうつ病に効くのか?をエビデンスから読み解く

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スルフォラファンとは?

スルフォラファンはブロッコリーに含まれるファイトケミカル(phytochemical:植物由来の化学物質)の一種で、現在最も注目されている栄養素のうちのひとつです。スルフォラファンは特にブロッコリースプラウト(ブロッコリーの芽)に多く含まれているとされます。

スルフォラファンの健康効果については1990年代におけるアメリカ研究者ポール・タラレーの功績が大きく、それを受けてアメリカではブロッコリースプラウトブームが起きました。その影響で日本のスーパーマーケットでも村上農園の「スーパーブロッコリースプラウト」が品揃えされるようになっています。

作用には「殺菌・解毒作用(がん、ピロリ菌)」「抗酸化作用」「肝機能向上」「新陳代謝の活性化」などがありますが、2016年にとりわけ注目を集めたのが「抗うつ作用」です。野菜ジュースでお馴染みのカゴメの協力の下に千葉大学が研究を重ね、論文として発表されました。

 

スルフォラファンの抗うつ作用のエビデンス

ストレスを与える前にスルフォラファンをマウスに投与すると、繰り返しの社会的敗北ストレスによるうつ症状の発症を予防した。さらに、スルフォラファンの前駆体(グルコラファニン)を含む餌を3週間与えると、社会的敗北ストレスによって引き起こされるうつ症状の発症を予防できる可能性(ストレスレジリエンス)が示唆された。

うつ病の病因に転写因子 Keap1-Nrf2 系が関与 ~野菜に含まれる化合物でうつ病を予防~|千葉大学PMID: 27470577

 

で、スルフォラファンはうつ病に効くのか?

スルフォラファンは比較的新しく研究の対象となった栄養素ですので、その効果はまだまだ研究段階にあります。従って、「うつに効く」との報告はあるものの、より正確な作用メカニズムや効果の有無についてはこれからの知見の積み重ねによるところが大きいです。現在のところ「効くらしい」といったところに留まると判断せざるを得ません。

ただ、植物由来の天然の物質ですから有害なものでないことは確かです。特にブロッコリーは栄養価の高い野菜として評価が高いものです。

「ブロッコリースプラウトがうつに効く」と耳にして、過去にうつ状態に陥ったことのある私は早速ブロッコリースプラウトをスーパーで買い求めたのですが、なかなか食べづらかったのを覚えています。クセがあるというのではなく、料理のメニューにしづらかったです。まして、たくさん売れるものでもないので、鮮度不良の商品が陳列されていたことが何度かありました。

野菜から摂取するのが本当は良いのでしょうけれど、上記のような理由から現在はスルフォラファンのサプリメントを愛用しています。

 

スルフォラファンに副作用はある?

スルフォラファンの1日の摂取量

スルフォラファンが含まれる食べ物

スルフォラファンを摂取タイミング

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